↑著作権の問題で英語の歌詞はYouTubeのコミュニティーにアップしました。
What a Difference a Day Makesの歌詞の日本語訳 by YANNIE
作曲 María Grever 作詞 Stanley Adams
A
1日でこんなに変わったとは
24時間という短い時間が雨ばかり降っていたところにお日様とお花をもたらした
B
私の昨日は憂鬱だったの
今日、私はあなたの一部よ
私の孤独な夜は終わった
あなたのものだと言われたので
A
1日でこんなに違うとは
目の前に虹がある
あの至福の瞬間のようなドキドキするキス以降、お空が荒れることはないはずだ
C
ロマンスのチャンスが見えるだけで天国のようだ
1日でがらっと変わった
その理由はあなたがいるからだ
- It’s heaven when you find romance on your menu
個人的にここの歌詞は結構面白いと思いました。menuはレストランのmenuとかウェブサイトのmenuを考えられますが、選択可能な一覧という意味で、会話では予想してなかったことが起こった時に例えば”It wasn’t on the menu.”という表現を使ったりします。ここでyouとmenuが韻を踏むようになっているのでとても素敵な歌詞になっていると思いました。翻訳は完全に意訳しました。ロマンスが予想可能な選択肢の一つということなので、ロマンスのチャンスが見えるという表現を使ってみました。
この曲は「What a Diff’rence a Day Made」又は「What a Difference a Day Makes」というタイトルが使われています。ジャズスタンダードよりポップスの雰囲気がしていて60年代の曲じゃないかなぁと勝手に思っていましたが、1934年の曲でした。
メキシコの作曲家「María Grever」によって作られて最初はスペイン語の歌詞でした。その時のタイトルは「Cuando vuelva a tu lado」(あなたのそばに戻ったら)で1934年に「Orquesta Pedro Vía」が出したのが最初でしたが、この曲は1960年代近くになってから有名になりました。
アメリカで有名になったのは1959年に「Dinah Washington」のバージョンです。多分オールディーズ好きな人は聞いたことのある曲だと思いますね。グラミー賞もとったし。
なぜか日本語のタイトルは「縁は異なもの」になってますね。なぜ「縁は異なもの」になったんでしょうね。意訳をしすぎた感じがしますね。
この歌詞の内容をまとめてみると、あなたのお陰ていろんなことが変わって、あなたに恋する前と後ががらっと変わったということで、変わったその期間を「a day」と表現した歌詞です。
多分1日でがらっと変わったという表現はそのくらい急に恋に落ちたということでしょう。なので「縁は異なもの」という意味より「あなたとの恋のおかげで人生ががらっと変わった」という(格好いい表現ではないですが)正しい意味を考えながら歌った方がいいと思います。
今日も楽しいジャズ活を〜
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和訳の一覧ページはhttp://blog.theyannie.com/jazz-songs-lyrics-in-alphabetical-order/です。
ヤニは歌詞の日本語訳の専門家ではない上に日本語もうまくないです。なので、普段英語の曲の歌詞の翻訳を乗せてるほかのサイトのように詩のような表現などは書けないです。しかもジャズの歌詞は美しい表現はあるが意外と詩のようなお洒落で難しい表現は思ったより多くないです。元々は黒人の音楽で感情表現が豊かで素直な歌詞が多いと思います。
ヤニは歌詞だからわざわざ詩のようなお洒落な表現にする方が伝わりにくいと思いますのでわかりやすい翻訳をしていきたいと思います。そっちの方が演奏する際に気持ちが乗りやすいと思います。詩のようなお洒落な表現の翻訳が必要な方はほかのサイトを見て頂いたほうがいいと思います~^^