In a Mellow Toneの歌詞の日本語訳 by YANNIE
作詞Milt Gabler 作曲 Duke Ellington
A
In a mellow tone
心地よい音色で
Feeling fancy free
自由奔放な気分だ
そして一人じゃない
仲間があるよ
B
全てが順調だ
1日ずっと心地よいこの歌で
うまくいくしかない
A
心地よい音色で
それこそが良い生き方だ
落ち込んでうめき声をあげたら
何とかなるだろう
C
好きなようにして
笑って楽しんでね
心地よい音色には未知の喜びがある
「In a Mellow Tone」は、1939年にデューク・エリントンが作曲したジャズスタンダードの一つです。この曲は、1917年にアート・ヒックマン(Art Hickman)とハリー・ウィリアムズ(Harry Williams)が作曲した「Rose Room」という曲をベースにしていて、エリントン自身が1932年に録音しています。「Rose Room」という曲をベースとしたというのはコード進行が同じということです。ジャズってそういう曲結構ありますね。ちなみにCharlie ParkerのOrnithologyもHow High the Moonのコード進行から作った曲です。
「In a Mellow Tone」は、エリントンの代表作の一つであり、多くのジャズミュージシャンによってカバーされています。例えば、ジョン・コルトレーン、オスカー・ピーターソン、ベニー・カーター、ソニー・スティット、ジョージ・ベンソンなどがこの曲を演奏しています。
個人的にこの曲はちょい遅めの4ビートで歌うのが歌詞の雰囲気と合う感じがします。デューク・エリントンの曲ってスウィング感を大事にしながら歌うととても気持ちいんですが、皆様はどうですか?そのゆらゆらとテンポを感じながら歌うと飲んでないのにワインを飲んだような気持ちよさを感じるのはなぜですかね?SWINGだから当たり前のことこと言ってますね〜笑
皆様もぜひゆらゆらとテンポをとりながら歌ってみてください。
そしていつも自分が適当に長く書くので今回から分かりやすく内容をまとめてみました。新しい目論み〜笑
「In a Mellow Tone」は、
- エリントンの代表作の一つであり、多くのジャズミュージシャンによってカバーされている。
- エリントン自身が1932年に録音。
- 1917年にアート・ヒックマンとハリー・ウィリアムズが作曲した古いスタンダードである「Rose Room」という曲の1919年のレコーディングのコード進行から作った曲。
- インストの場合、主にB♭メジャーのキーで演奏される。
- ちょい遅めにゆらゆらとテンポをとりながら歌うと気持ちよく歌える。
今日も楽しいジャズ活を〜
和訳の一覧ページはhttp://blog.theyannie.com/jazz-songs-lyrics-in-alphabetical-order/です。
ヤニは歌詞の日本語訳の専門家ではない上に日本語もうまくないです。なので、普段英語の曲の歌詞の翻訳を乗せてるほかのサイトのように詩のような表現などは書けないです。しかもジャズの歌詞は美しい表現はあるが意外と詩のようなお洒落で難しい表現は思ったより多くないです。元々は黒人の音楽で感情表現が豊かで素直な歌詞が多いと思います。
ヤニは歌詞だからわざわざ詩のようなお洒落な表現にする方が伝わりにくいと思いますのでわかりやすい翻訳をしていきたいと思います。そっちの方が演奏する際に気持ちが乗りやすいと思います。詩のようなお洒落な表現の翻訳が必要な方はほかのサイトを見て頂いたほうがいいと思います~^^