やぎやに 生配信 ギグ – 2022/3/20 SUN 7PM
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Stardustの歌詞の日本語訳 by YANNIE
作曲 Hoagy Carmichael  作詞 Mitchell Parish

Verse
夕暮れの紫色の薄暗がりに心を奪われる今
空の高いところに小さな星が現れ、私たちが離れていることをずっと思い出させている

あなたは道をぶらついて歩き、遠く離れて、私に消えない歌を残す
愛は過去の夢に過ぎない、過ぎ去った歳月の音楽になってしまった

Chorus
なぜ私は孤独な夜にあの歌を夢見て過ごしているかしら
あのメロディーは私の空想に常に現れ、
私は再び私たちの恋し始めた頃、キスをするたびに刺激を受けていたあの時にあなたと一緒に居るのだ
しかしそれはずっと前のことで
今では私の慰めはあの歌から感じる恍惚感にある

星が明るいときの庭の塀の横で
あなたを抱き抱えている
鳥はバラが咲く楽園のおとぎ話を語る
無駄な夢かもしれないけど
愛のサビである夢のようなメロディーは私の心に残るだろう

[1] Stardust
Stardustは「星くず」という意味ですが、「夢みるような気持ち」、「恍惚な魅力」などの意味も持ってます。ここでは、夕暮れに現れた星を見ながら過去の夢のような恍惚な思い出への気持ちを思い出しているのでStardustは星くずではなく色々な表現で和訳をしてみました。

 

Hoagy Carmichaelによる1927年の曲です。Hoagy Carmichael自身の失恋からインスパイアされて書いた曲で、相手の女性はその後「Carmichael’s Collegians」というHoagy Carmichaelのインディアナ大学時代に結成したバンドのトランペッターと結婚するちょっと悲しい話でもあります。^^;

この曲は完成する数年前からHoagy Carmichaelの周りの人たちが彼がハミングするのを聞いたことがあるらしいので、失恋からのインスピレーションを受け、結構長く熟成時間をかけた曲だったんじゃないかと思います。

メロディーはもちろん美しいですが、歌詞も相当詩っぽく美しいですね。最初この曲が出たときにはバラードではなく、ミディアムテンポのスウィングのインストの曲で、後から歌詞がついたんです。作詞家であるMitchell Parishは作詞をしていた当時には「Then I Will Be Satisfied」というタイトルで歌詞を作っていたらしいですが、結局元のタイトルである「Stardust」に戻ったようですね。

歌詞がついてなかった時にはミディアムテンポで踊りやすい曲でしたが、歌詞がついた後、夢のような歌詞にはスローが合うようになって、現在はスローの演奏がほとんどですね。その位この曲は歌詞が大事な役割をしてるんじゃないかと思います。
下に歌詞が付く前のインストのレコーディングを貼っておきましたので是非聞いてみてください。

この素晴らしくて美しい歌詞の雰囲気をちゃんと味わいながら歌ってみたらいかがでしょうか?

今日も楽しいジャズ活を!

Photo by jason aaberg from FreeImages

そして下の方に皆さんが練習する時に使えそうな伴奏を作ってのURLをつけておきました。ミュージシャンが演奏した音源で作った伴奏なのでmidiと違ってノリノリで歌えます。もちろんイントロとバースもあるので歌の練習にバッチリです。女性と男性のキーも選べられます。みんなジャズボーカル頑張りましょう!^^

女性キーのイントロとバース付きの伴奏(ジャズバラード)

男性キーのイントロとバース付きの伴奏(ジャズバラード)

和訳の一覧ページはhttp://blog.theyannie.com/jazz-songs-lyrics-in-alphabetical-order/です。

ヤニは歌詞の日本語訳の専門家ではない上に日本語もうまくないです。なので、普段英語の曲の歌詞の翻訳を乗せてるほかのサイトのように詩のような表現などは書けないです。しかもジャズの歌詞は美しい表現はあるが意外と詩のようなお洒落で難しい表現は思ったより多くないです。元々は黒人の音楽で感情表現が豊かで素直な歌詞が多いと思います。

ヤニは歌詞だからわざわざ詩のようなお洒落な表現にする方が伝わりにくいと思いますのでわかりやすい翻訳をしていきたいと思います。そっちの方が演奏する際に気持ちが乗りやすいと思います。詩のようなお洒落な表現の翻訳が必要な方はほかのサイトを見て頂いたほうがいいと思います~^^