Indian Summerの歌詞の日本語訳 by YANNIE
作曲 Victor Herbert 作詞 Al Dubin
A
Summer, you old Indian summer,
サマー、インディアン・サマーは
you’re the tear that comes after June-time’s laughter.
6月の笑いの後訪れる涙よ
B
You see so many dreams that don’t come true,
(インディアン・サマーには)叶えないたくさんの夢が見え、
dreams we fashioned when summertime was new.
その夢は初夏に作ったもの
A
You are here to watch over some heart
that is broken by a word that somebody left unspoken.
誰かの口に出してない言葉のせいでボロボロになった心を見守るために(インディアン・サマーは)ここに来てるよね
C
You’re the ghost of a romance in June going astray, fading too soon,
(インディアン・サマーは)迷ってすぐ終わっちゃう6月のロマンスの亡霊
that’s why I say,
“Farewell to you, Indian summer.”
なので「さよなら、インディアン・サマー」と告げます
インディアン・サマーは「小春日和」という意味で11月から12月上旬にあたって晴天が続き,日中は高温,夜間は冷えこむ特異な気象をいいます。アメリカのインディアンがこの時期に収穫物を貯蔵することから由来したらしいです。
この曲の歌詞に出てる「you」は「Indian summer 」を意味してます。夏のうちに愛する人と幸せな時間を過ごしたが、夏が終わって初冬になった今は失恋して辛い日々を送ってる状況。その状況を見守ってるように訪れてるインディアンサマー。辛い今の状況から離れたい気持ちでインディアンサマーにさよならを告げたいと言ってます。
恋がテーマの歌詞にはよく春と夏が幸せな恋をする時期で秋と冬は恋に終わりを告げる季節に描かれてます。インディアンサマーもまさにそうです。タイトルにはサマーという言葉が入ってて夏の曲にも思われるが、実際は初冬なので是非突然暖かくなった初冬の日にインディアンサマーを歌ってみませんか?
バラードで歌う人が多いですが、Anita O’Dayはビッグバンドの伴奏で140ほどのテンポでカッコよく決めてます。おすすめ!
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和訳の一覧ページはhttp://blog.theyannie.com/jazz-songs-lyrics-in-alphabetical-order/です。
ヤニは歌詞の日本語訳の専門家ではない上に日本語もうまくないです。なので、普段英語の曲の歌詞の翻訳を乗せてるほかのサイトのように詩のような表現などは書けないです。しかもジャズの歌詞は美しい表現はあるが意外と詩のようなお洒落で難しい表現は思ったより多くないです。元々は黒人の音楽で感情表現が豊かで素直な歌詞が多いと思います。
ヤニは歌詞だからわざわざ詩のようなお洒落な表現にする方が伝わりにくいと思いますのでわかりやすい翻訳をしていきたいと思います。そっちの方が演奏する際に気持ちが乗りやすいと思います。詩のようなお洒落な表現の翻訳が必要な方はほかのサイトを見て頂いたほうがいいと思います~^^